なぜ「おいで」を無視される? 愛犬が喜んで戻る「呼び戻し」の新ルール
ドッグランで愛犬の名前を呼んでも、視線を逸らして聞こえないフリ。 「どうして来てくれないの?」と、寂しくなる瞬間です。
でもそれは、嫌われているわけではありません。 ただ、「戻ると楽しいことが終わってしまう」と知っているだけなのです。
帰宅時の犬の興奮を落ち着かせる方法
ドアを開けた瞬間、体当たりする勢いで飛びついてくる愛犬。
全身での歓迎は愛おしいけれど、止められないほどの興奮を前にすると、「これでいいのだろうか」と不安がよぎります。
そんな興奮を「穏やかなただいま」に変えるための、ちょっとしたコツについてお話しします。
なぜドイツの犬は、カフェで眠れるのか?
ドイツのカフェでは、足元で眠る犬の姿をよく目にします。
彼らが静かなのは、特別におとなしいわけでも、 疲れ切っているからでもありません。彼らは「何もしないこと」を、知っているのです。
犬のしつけとは、何を学ぶことなのか。
「しつけ」と聞くと、多くの人が思い浮かべるのは、 「オスワリ」や「マテ」を教えること。 あるいは、言うことを聞かない犬を、上手に扱う方法を覚えることかもしれません。
犬が「吠える、暴れる」理由。「リアクティビティー」について。
散歩中に他の犬を見て激しく吠える。あるいは、動くものを衝動的に追いかけようとする。
あまり耳馴染みがないかもしれませんが、こうした行動は、動物福祉の先進国であるイギリスやドイツでは、「リアクティビティー(Reactivity)」と呼ばれます。
愛犬との穏やかな暮らしをかなえる、肯定のルール
僕たちは時として、この二つを混同してしまいがちです。
たとえば、愛犬が足元で静かにしているとき。 それが「叱られるのが嫌でじっとしている」のか、 それとも「安心してリラックスしている」のか。そんな関係を育てるのに、 無理にコントロールしようと、肩に力を入れる必要はありません。
Hierarchy of Dog Needs 3:私たちが守るべきこと
『Hierarchy of Dog Needs』解説シリーズ、最終回となる今回は、図の右側に書かれているメッセージについて解説します。
左側には「具体的な技術(やること)」が書かれていましたが、右側に書かれているのは、このメソッドを支える「哲学(心構え)」です。 動物行動学や心理学の専門家たちによる3つの重要な言葉と、明確に否定されている道具について見ていきましょう。
Hierarchy of Dog Needs 2:行動を変えるための技術
前回は、ピラミッドの中心となる「5つの階層(ニーズ)」について解説しました。 今回は、図の左側にリストアップされている項目について見ていきます。
ここには、「Do No Harm Force-free Training(害を与えない、強制のないトレーニング)」において、実際にどのような方法を選べばいいかが、リストアップされています。 専門的な用語が並んでいますので解説を加えてみました。
Hierarchy of Dog Needs 1:犬に必要なピラミッド
『Hierarchy of Dog Needs(犬のニーズの階層)』は、リンダ・マイケルズ氏(Linda Michaels)が考案した、犬の心身の健康とトレーニングのためのガイドラインです。
アブラハム・マズローの「自己実現理論(欲求階層説)」をご存知の方も多いかもしれません。この図は、その理論を犬の生態や心理にあてはめて作られたものです。
道草する犬。犬が鼻で感じ取る世界。
「道草を食う」という言葉には、どこか「無駄な時間」という響きを感じる。 でも、犬たちとの散歩においては、この道草が大切なんだと、そんなふうに思っている。
犬が吠えるとき。その理由と、僕たちにできること。
犬の吠える声は、大きくて、よく響きます。 だからつい驚いたり、イライラしてしまいます。
けれど、感情的に叱っても、なかなか解決にはつながりません。
もし、本当にやめてほしいのなら、 まずは、愛犬が「なぜ吠えているのか」を知ることです。
犬は、結果に正直なだけ。「行動」が増えていく、シンプルな仕組み
しつけが思うようにいかないとき、私たちはつい「性格」のせいにしたくなります。 わがままだから。頑固だから。
けれど、彼らに悪気はないのです。 犬はただ、その行動のあとに起きた「結果」に対して、正直なだけ。
すべてはここから始まります。犬との暮らしを支える、3つの基礎
新しい家族を迎えたとき、私たちはつい「何を教えようか」と焦ってしまいます。
トイレ、オスワリなど、 教えるべきことは山のようにありますが、具体的な行動を教える前に、もっと大切な準備があります。
しつけのゴールは「完璧」じゃなくていい。愛犬と「どこへでも行ける自由」を叶えるために
静かなリビングなら、オスワリもマテもできる。 それなのに、一歩外に出ると、まるで初めて聞いた言葉のように反応しなくなってしまう。そんな姿を見て、途方に暮れてしまう飼い主さんもいるかもしれません。
ですが、それは「わがまま」だからでも、「反抗」しているのでもありません。
犬に「前を歩かせてはいけない」は本当?愛犬の背中を見守る、幸せな散歩の考え方
「犬は飼い主より前を歩いてはいけない」これは古くから言われている、しつけの一つです。
そのため、愛犬が自分より前を歩くと、「主従関係が逆転しているのではないか」「下に見られているのではないか」と、不安に思う飼い主さんも少なくありません。
犬が寝すぎるのは大丈夫?脳を育てる、学習と睡眠の深い関係
日中、ふと愛犬を見ると、気持ちよさそうに寝ている。 「こんなに寝てばかりで、どこか具合でも悪いのかな?」そんなふうに心配になったことはありませんか?
「ダメ」と止めるより、「正解!」と伝える。正の強化でつくる、犬との叱らない暮らし。
犬の行動を変えたいとき、ぼくたちはつい「どうやってやめさせるか」を考えてしまいがちです。でも、本当に大切なのは「代わりに何をしてほしいか」を伝えること。