犬の運動について、あらためて考えてみる。 ―「運動したか」ではなく「どんな状態か」という視点―

犬の運動を、どう捉えているか

犬の運動について考えるとき
私たちはつい 「何をしたか」「どれくらいやったか」
を基準にしてしまいがちです。

何分歩いたか。どれくらい走ったか。
今日は運動できたか、できなかったか。

それらは間違いなく大切です。

ただ、それだけで犬の運動を捉えるのではなく
新しい視点を加えてみても、いいのかもしれません。

運動のあと犬がどんな様子でいるか。

そんなところから、犬の運動をあらためて
考えてみたいと思います。

運動を、量で見てしまうこと

犬の運動の話になると、私たちは自然と
「どれくらい動いているか」を思い浮かべます。

何分くらい歩いているか。

一日に何キロ、歩けているか。

最近は、よく走れているか。

「運動は、たくさんしたほうがいい」

「足りなければ、少し増やす」

そんな考え方が、いつの間にか当たり前になっています。

もちろん、身体を動かすこと自体が大切なのは確かです。

ただ、量が満たされていれば、犬も満たされている。

いつの間にか、そんなふうに捉えてしまっていないでしょうか。

見るべきなのは、犬が向かっている「状態」

運動のあと、犬がどう過ごしているかに
目を向けてみてください。

家に戻ったあと、穏やかに落ち着いているか。

周りの音や人に、過剰に反応していないか。

運動の目的は、犬を消耗させることではありません。

心と体を、健康的に満たすことのはず。

動き続けることや、ひたすら追いかけたり
走り続けたりすることだけでは、運動として
どこか偏ってしまうのかもしれません。

犬の運動は「どれくらい動いたか」ではなく

運動のあとどんな状態でいるか。

そんな視点で見るのも
ひとつの考え方かもしれません。

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