どんな考え方のトレーナーですか?inua dog が犬のしつけ相談で大切にしていること
どんな人に相談するのか
犬のしつけやトレーニングを相談しようと思ったとき、「どんな人に見てもらうのか」は気になるところだと思います。
犬を厳しく叱られるのではないか、飼い主としての接し方を責められるのではないか、思っていた方法と大きく違っていたらどうしよう、と不安になることもあるかもしれません。
inua dog では、犬の行動だけを見て「良い」「悪い」と判断するのではなく、その子の状態や暮らしの流れ、飼い主さまとの関わり方も含めて見ていきます。犬を一方的に変えるのではなく、犬と飼い主さまが暮らしやすくなるために、今の暮らしの中で何が起きているのかを一緒に確認していきます。
そのため、相談の場では「できていないことを指摘する」よりも、今どこに困りごとがあるのか、どこから整えていけそうかを見ていくことを大切にしています。
犬だけを変えようとしない
犬の吠えや興奮、リードの引っ張りなどが気になると、「この行動を直さなければ」と感じることがあります。
もちろん、日々の暮らしの中で困っている行動があれば、そのままにしておく必要はありません。ただ、吠える、引っ張る、興奮するという行動だけを見て「やめさせること」を急ぐと、犬が何に困っているのか、どんな場面で無理をしているのかが分かりにくくなることがあります。
犬だけを一方的に変えようとするのではなく、その子の状態、生活環境、日々の過ごし方、飼い主さまの関わり方をあわせて見ていきます。同じ「吠える」という行動でも、不安が強く出ているのか、刺激が多すぎるのか、休息が足りていないのか、過去の経験が関係しているのかによって、必要な関わり方は変わります。
犬との暮らしを整えるためには、犬にだけ頑張らせるのではなく、人が犬を理解し、環境や接し方を調整していくことも大切です。
しつけは、従わせることだけではありません
「しつけ」や「トレーニング」という言葉を聞くと、犬に指示を出して、その通りに動けるようにすることを思い浮かべる方もいるかもしれません。
もちろん、日常の中で必要な行動を教えることは大切です。呼ばれたら戻る、落ち着いて待つ、人や犬とすれ違うときに必要以上に興奮しないなど、犬と人が安全に暮らすために役立つことはたくさんあります。
ただ、inua dog で大切にしているしつけ・トレーニングは、犬をただ従わせるためのものではありません。犬が分かりやすく学べるように伝え、飼い主さまも日々の中でどう関わればよいのかを理解していくためのものです。
犬が何を求められているのか分かり、飼い主さまも犬に伝わりやすい形で関われるようになると、困った場面でも落ち着いて対応しやすくなります。しつけは、犬を管理するためだけではなく、犬と人が一緒に暮らしやすくなるための学びだと考えています。
怖がらせず、分かりやすく伝える
犬に何かを教えるとき、強く叱ったり、怖がらせたりしないと伝わらないと思われることがあります。
でも、犬が怖がっている状態では、「何をすればよいのか」を落ち着いて学ぶことが難しくなります。だからこそ、ただ強く止めるのではなく、犬が理解しやすい形で伝えていくことが大切です。
inua dog では、犬を怖がらせたり、力で従わせたりする方法は使いません。犬に伝わりやすいように環境を整え、タイミングを見ながら、できる行動を少しずつ増やしていくことを大切にしています。
「叱らない」というのは、何もしないという意味ではありません。犬と人が一緒に暮らしていくために必要なことを、犬が分かりやすい形で伝えていくことだと考えています。
飼い主さまを責めない
犬のことで相談するとき、「自分の接し方が悪かったと言われるのではないか」「うまくできていないところを責められるのではないか」と不安になる方もいると思います。
けれど、飼い主さまを責めるためにお話を聞くのではありません。今の暮らしの中で何が起きているのか、どこで犬や人に負担が出ているのかを確認するために、日々の様子をお聞きします。
犬との暮らしには、犬の個性や経験、その日の状態、住まいの環境、家族の関わり方など、いくつもの要素が関係しています。だからこそ、「誰が悪いのか」を探すのではなく、今の暮らしの中でどこに負担が出ているのかを確認しながら、困りごとを少しずつ解決していきます。
その子とご家庭に合う進め方を考える
同じ「吠える」「興奮する」「散歩でリードを引っ張る」という困りごとでも、必要な進め方は犬によって変わります。
年齢、これまでの経験、その日の体調や疲れやすさ、暮らしている環境、家族の関わり方、散歩コースの刺激の多さなどによって、犬が困っている理由も、取り組みやすい方法も違ってきます。
そのため、inua dog では、決まった方法をそのまま当てはめるのではなく、その子の状態やご家庭の暮らしに合わせて、取り組み方をアレンジしていきます。無理に頑張り続ける方法ではなく、毎日の中で続けやすく、犬にも飼い主さまにも負担が大きくなりすぎない進め方を大切にしています。
犬との暮らしは、これからも続いていくものです。だからこそ、その場だけを何とかするのではなく、犬と飼い主さまが安心して過ごせる時間を増やしていくことを目指します。