ご依頼の前にお伝えしたいこと(Q&A)
Q1. なぜ、すぐにトレーニングを始めずに「アセスメント(評価)」から始めるのですか?
A . 問題の「根本原因」を見誤ったまま、トレーニングを進めないためです。 人の医療に例えると、アセスメントは「診察・診断」にあたります。
体調不良の時に、原因を調べずにいきなり薬を飲むのが危険なように、犬の行動も「なぜその行動をするのか(環境、健康状態、過去の経験など)」という理由を分析せずにトレーニングを始めることはできません。
まずは飼い主様からじっくりお話を伺い、犬の行動を観察・分析することで、その子に最適な解決策(プラン)を導き出します。これにより、結果として無駄なく、犬に負担をかけずに改善を目指すことができます。
Q2. 「アセスメント(評価)」だけで終了することはできますか?逆に、評価を受けずにトレーニングに進めますか?
A . はい、アセスメントのみのご利用も可能です。逆に、評価を受けずにトレーニングに進むことはできません。
アセスメントプログラム終了時には、分析結果と今後の方針をまとめた「ドッグライフ診断書」を作成し、お渡しします。愛犬の現状や課題の原因を正しく理解するだけでも大きな価値があるため、この段階で終了し、ご自身で実践される方もいらっしゃいます。
一方で、継続的なトレーニング(ADULT/PUPPYプログラム)に進む場合は、アセスメントで得た情報と計画が不可欠となるため、評価をスキップしてのご案内はしておりません。まずはアセスメントを受けていただき、その提案内容にご納得いただいた上で、次のステップへ進むかどうかをご判断ください。
Q3. ADULTプログラムが「RESTART」や「ADVANCE」と段階的(ジャーニー型)になっているのはなぜですか?
A . 犬と飼い主様の変化は「点」ではなく「旅(プロセス)」であり、順序立てて進むことが最も確実な近道だからです。 家を建てる時に基礎工事が欠かせないように、犬の行動改善にも順序があります。
まずは「RESTART」で、ご自宅などの安心できる環境下にて、飼い主様との信頼関係やコミュニケーションの基礎(土台)を作ります。いきなり難しい課題に挑むのではなく、この土台を固めてから「ADVANCE」へ進み、様々な環境や刺激の中で応用していくことで、無理なく着実に変化を定着させることができます。
焦って結果だけを求めると、かえって遠回りになったり、犬に過度な負担をかけてしまうため、inuaではこの段階的なプロセスを大切にしています。
Q4. プログラムの回数内(全8回など)で、愛犬の問題行動は完全に治りますか?
A . いいえ、限られた回数の中で、すべての問題行動が「完治」することを保証するものではありません。 犬の学習や行動の変化には時間がかかり、プログラム期間だけで一生分のしつけや社会化を完了させることは現実的ではないからです。
そのため、inuaでは「トレーナーが犬を直す」ことではなく、「飼い主様自身が、愛犬を導くための知識と技術を身につける」ことを最大の目的としています。
飼い主様が正しい対応方法を習得されれば、プログラム終了後も、ご自身で継続して愛犬の成長をサポートし続けることができるようになるからです。
Q5. なぜ「犬」を預かって訓練するのではなく、「飼い主」への指導が中心なのですか?
A . 犬と一番長く過ごすのは、トレーナーではなく「飼い主様ご自身」だからです。
トレーナーが犬を預かって訓練すれば、犬は「トレーナーの言うこと」は聞くようになります。しかし、家に帰って飼い主様との接し方や環境が変わらなければ、犬の行動も元に戻ってしまうことがほとんどです。
inuaが目指しているのは、単なる服従ではなく、飼い主様と愛犬との「相互理解と信頼関係」の構築です。飼い主様自身が「なぜ愛犬がそうするのか」を理解し、適切なコミュニケーション(視点)を身につけることこそが、愛犬との暮らしを穏やかで幸せなものにする唯一の方法だと考えているため、人を対象としたコーチングのスタイルをとっています。
Q6. 激しい吠えや噛みつきがありますが、叱らない方法(Force-Free)で対応できますか?
A . はい、対応可能です。ただし、「叱らない」=「何をしても許す(放任)」ということではありません。 inuaが実践するのは、犬の言いなりになることではなく、暴力や威嚇(恐怖)を使わずに「人と犬がお互いに快適に暮らすためのルール」を伝えることです。
吠えや噛みつきの多くは「恐怖」や「不安」が原因であり、力で抑え込むと余計に悪化する危険があります。そのため、私たちは力ずくで従わせるのではなく、環境を整えたり、望ましい行動を分かりやすく教えるという科学的なアプローチをとります。「毅然とした態度」は保ちつつ、犬を傷つけずに根本的な改善を目指します。
Q7. すでに他で訓練を受けて失敗してしまいましたが、依頼できますか?
A . はい、もちろんです。諦める前にぜひご相談ください。
以前の方法がうまくいかなかったのは、愛犬の性格や抱えている課題と、アプローチの方法が合っていなかっただけかもしれません。
inuaでは、改めて詳細なアセスメント(評価)を行い、なぜうまくいかなかったのかを丁寧に紐解きます。その上で、その子に無理なくできることから解決策をご提案しますので、関係を修復するのに遅すぎるということはありません。
Q8. 人のリハビリ(作業療法士)の視点は、犬のトレーニングに関係あるのですか?
A . はい、密接に関係しているとinuaは考えています。 作業療法には「人が健康に、より良く生きるためには、自分にとって意味のある活動(作業)に取り組んだり、参加をしたりすることが必要である」という考え方があります。
これは犬も同じです。 ただ「言うことを聞かせる」のではなく、「その子がその子らしく生きるためには、どんな活動や環境への参加が必要か?」という視点を取り入れることで、犬と飼い主様双方にとって、無理のない豊かな暮らしを設計できると考えています。
Q9. 家族(パートナーや子供)も同席したほうが良いですか?
A . はい、可能な限り同席されることを強くおすすめします。
犬は家族全員の動きや態度を見ています。お父さんとお母さんで対応が違ったり、ルールがバラバラだったりすると、犬は混乱して何が正解か分からなくなってしまいます。
家族皆様が同じ視点を持ち、一貫した対応をすることが改善への近道となりますので、ぜひ皆様でご参加ください。
Q10. 出張エリア(八街市近郊)の外からでも依頼できますか?
はい、可能です。
詳しくはお住まいのエリアを選択して条件をご確認ください(もし選択肢にご住所がない場合は、一度お問い合わせフォームよりご相談ください)。